前期終業式

今日、前期終業式を行いました。私の方からは先日ノーベル平和賞を受賞したパキスタンの女子学生、マララ・ユスフザさんの話をしました。マララさんは受賞者最年少の17歳です。女子教育を否定する数々の抑圧から勇敢に立ち上がり、そのため15歳の時に頭に3発の銃弾を受けました。生死の境をさまよい、一時は絶望的とされていました。しかしその後奇跡的に助かり、現在は世界に向けて、すべての子どもの「教育を受ける権利」のための活動をされています。私たちは当たり前のように毎日学校に来て、勉強し友達と話をしたりクラブ活動をしています。しかし、世界には内戦や貧困など厳しい状況下におかれれ学校に行けない子ども達がたくさんいます。彼らは「はやく学校にもどりたい。勉強して〜になりたい」と願っています。みなさんにとっての「当たり前」がその子たちには「夢」になっているのです。ぜひ、本や新聞、ニュースなどを積極的に見て、世界に目をむけてください。そして色々な状況に置かれている人たちのことを知ってください。そうすると自分のいる環境のよさが分かります。自分のすべきことも見えてきます。今の環境に感謝し勉強、スポーツなど学校生活に力いっぱい打ち込んでほしいと思います。尚、マララさんの本は学校図書室にありますので、ぜひ読んでみてください。


終業式後に全校集会をもちました。生徒会長のあいさつ、前期の各専門委員長から活動報告をしました。


表彰式は、テニス部、ハンドボール部、陸上部、柔道の表彰があり、多くの冠中生が活躍してくれました。おめでとう!

午後からはクラブ清掃を行いました。各クラブ、用具の整理や活動場所の清掃、整備をしっかりがんばってくれました。みんな自分から進んで清掃してくれて、大変気持ちよかったです。ご苦労さまでした!