2年生総合「親学習」

冠中学校では総合学習の一環として2年生で「親学習」を実施していることは以前にもお知らせしましたが、昨日、豊中市教育委員会より数名の方が来られ授業を視察されました。昨日は、親が自分の子どもを大切に思う気持ちを体験するとういう授業でした。生徒たちはは生卵に顔を書いて自分の子どもに見立て、名前や性格、特徴を考えます。自分が留守をしなければならなくなり、その子どもをご近所にあずけるという設定で、教室では実際に隣の人に自分の子ども(生卵)を預けました。怪我しない(割れない)ように大切に扱ってほしい気持ち、こんなことに気をつけてほしいと相手伝える時の気持ち、預けた後の不安など、生徒たちは実感してくれたでしょうか。日ごろは怒ったり、けんかしたりしながらも心の底では「いつもあなたのこと大切に思っているんだよ」という親の気持ちを実感することで、自分も親から大切に思われている存在だということに気付き、安心感が生まれます。家族に対する感謝やつながり感も得ることができるのではないでしょうか。まさに「親学習」は心の授業です。授業をしていただいている地域ボランティアの親学習リーダーの方々、本当にありがとうございます。