全校集会・講演会

今日は今年最後の登校日となりました。全校集会では、お正月を迎えるにあたり、この機会に日本の文化や伝統行事について自分なりに意識して学んでほしいとお話しました。自分の国や地域について知ることは、ひいては外国のことを理解するのに役立ちます。和食がユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定したり、2020年オリンピック、パラリンピックが東京で開催されるなど、今、日本は世界から注目されています。将来、国際舞台に立つこれからの子どもたちに期待をこめて話をしました。


3時間目は京都大学アフリカ地域研究資料センターより重田教授にお越しいただき、「私たちがアフリカから学ぶこと」というテーマでお話していただきました。アフリカについてのクイズやエチオピアの少年の話などを通して、私たちの知らないアフリカを見せていただきました。テレビやインターネットからくる情報だけでアフリカをイメージしてしまうのでなく、もっともっと自分から調べてほしいと重田先生はおっしゃっていました。最後に「学ぶ」ということは「関わる」ということ。そして、一緒に「創りだす」ことと言っておられたのが心に残りました。先生は何度もアフリカに行き、現地の人々の生活に関わり、現地のお父さん、お母さんと一緒に学校を創り屋根を寄付されました。ひとつのことを学ぶ、研究するということは何か新しいものを協働して生み出すことなんだと教えられました。最後に重田先生からメールが来たので紹介します。
「今日は熱心な中学生諸君にお話を聞いていただいて幸いでした。積極的にクイズに参加してくれたり、うなずきながら熱心に聞いてくれたおかげで、気持ちよく話をすることができました。ありがとう。また、たくさんの人が廊下であいさつしてくれ、礼儀正しさに感心しました。将来、一人でもアフリカに関わる人がでてくることを願っています。」

   
 
   ○×クイズに全員参加!盛り上がってました。