公開授業研究会

12月2日(月)に冠中学校公開授業研究会を行いました。「学ぶ意欲を高め、伝え合い、深まる授業の推進〜全教科における言語活動の充実〜」をテーマに平成21年度から授業改善に取り組んでいます。この日は、校区の両小学校をはじめ、府内、また、北は新潟から静岡、石川、和歌山、岡山など他府県からも多数参加していただき、200名を超える方々が冠中学校の授業を見に来られました。高槻市教育委員会や教育センターからも参観に来られ、みなさんの「学ぶ姿」とクラスの「心地よい雰囲気」に感心しておられました。自分の考えを一生懸命相手に伝える姿、友達の意見を真剣に聴く姿、理由や根拠を示しながら説明する姿、それを暖かく受け止める姿など皆さんの活躍が随所にみられた研究授業でした。提案授業では学習委員さんも参加し、他のクラスの学ぶ姿を見てくれました。先生だけがしゃべり進める授業ではなく、皆さんが主体的に授業に向き合い、皆さんの発言で創っていく授業だったと思います。本当にお疲れ様でした。よくがんばってくれました。「いい授業を創る」ことと「いいクラスを創る」ことはつながっています。これからも友達との関係を大切に、学習に取り組んでください。保護者のみなさまにもたくさん参観にきていただき、本当にありがとうございました。今回の研究発表で得たことを先生と生徒が共有して、これからの授業改善にいかしたいと思います。ありがとうございました。

〜授業をしたある先生からクラスへのメッセージより〜(一部抜粋)

「体育祭で優勝しよう!」「文化祭でいい劇をつくろう!」みんながこれまでの学校生活で感じてつながってきた前向きな言葉ですが、「研究授業をがんばろう!」「いい授業をつくろう!」ということで団結できる学校・クラスは全国の中でもなかなかないんとちゃうかなぁと思います。勉強は楽なものではないですし、みんなのモチベーションとは関係なくまだまだ毎日の授業は続きます。そんな中でも、授業の中でみんなが楽しくつながっていけるような時間をつくりたいと思っています。今回は一緒にいい授業をつくってくれてありがとう!


生徒たち参加の研究協議Ⅰ

 全体会で横浜国立大の郄木教授のご講評

参加者の皆様から生徒たちに向けてメッセージをたくさん書いてくださいました。各クラスで学級通信やポスター掲示にしています。